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日々是好日 Archive

111210_坂本お散歩スケッチ

友人のTさんと、坂本お散歩スケッチ。

12月入って、ぐっと冷え込んできました。
今日は、比良山も白く冠雪していて、結構寒い。
数日前までは、庭のヤマモミジの紅葉がきれいでしたが、この数日でかなり散ってしまった。
モミジの葉っぱが門前に散っているのも風流ですが、ほっておくとお隣などに飛び散ってご迷惑なので、朝から掃き掃除をしました。

重ね着をしてスケッチへ。

旧竹林院前の駐車場角にお地蔵さまの祠がある。
桜の古木を背負っている。
苔むした太い幹と株立ち風の伸びやかな枝が生命感にあふれている。
逆光の光もきれい。

111210旧竹林院前のお地蔵さま/坂本_モノクロ

右手は走井元三大師堂、ゆるやかな坂を登ると日吉大社の鳥居のところに出る。
左手は旧竹林院の庭園沿いの石垣。 苔が美しく、しっとりと雰囲気のある道。
遠景には大杉。

111210走井元三大師堂/坂本_モノクロ

山科の琵琶湖疎水を歩く(2)

2010年12月5日(日)に一緒に歩いた友人T氏のブログ(mixi)に
「カメラを向けるモチーフが興味深く、 一緒に歩くのは面白い。」と書いてくれていたので、 写真もアップしておこう。

友人には、私が何をどう撮っていたように見えただろうか。
・・・・実は私も、町歩きをしながら一緒に写真を撮っている連れの被写体がとても気になったりする。
同じ方向にカメラを向けていても、あとで見せてもらうと被写体やフレーミングの違いで、
全く違うモノ、人、世界が写っていることが多い。
クオリティの高い写真で他人の視線・視野を疑似体験できるのは、ものすごく新鮮だ。
【客観性に裏打ちされた主観的な世界】・・・・だから写真は面白い。

その場所をよく知っている人が見ても、
写真を通して同じ場所が全く知らない土地の情景であるかのように輝いて魅力的に見える。
根っからの滋賀県の人は「ここには何もない」とよくおっしゃられるが、写真は滋賀県の豊かさ、多様さを語ってくれる。
それは、すごい力だ。
絵描きが写真を力説していますが(失笑)。もちろん、絵にも同じ力がある。

写真の構図を考えるとき、まず心にビッときた被写体をどう魅力的に生かすかを考える。
構図を決めるときは、足すことよりも引くことを考える方が多い。
ほとんどの場合そうだ。
何をどこまで切り取るか。

フレーミングは、私の場合ファインダーをのぞくのが一番 性に合っている。
まさに切り取るという感じがして、画面に集中できる。
コンパクトデジカメも使っているが、液晶で見る画面は反射や周りの雑像が邪魔で集中できない。
だから、ファインダーがないミラーレス一眼もたぶんあわない気がする。

肉眼が一番リアリティーが高いわけだが、
場合によっては、ファインダーという小窓からのぞいた【自分が切り取った世界】が、
よりリアルで鮮明に思えることも多々ある。
コンデジの液晶は、テレビと同じ程度のバーチャルな感じがして、
実景の「心にビッと、わくわく感」がほとんどない。
記録(画像メモ)をとっている感じ。

重たいけれど、やっぱり一眼レフが私の【世界を魅力的に見つめる】ための道具だ。

101217 薄氷

今朝すこし早起きをした。
’もも’が庭に出せとじゃれつく。
中庭のサッシを開けると空気が昨日より冷たい。
きつい寒さではないけれど、キンとした空気。
ここちよい。

101217庭の薄氷---4

石彫の水盤に薄氷がはっている。
氷に閉じこめられた紅葉やツツジ枯れ葉が透けて見える。
気泡も見える。
氷の表面には直線的な幾何学模様。
氷の上にも葉っぱがちらほら。
青空や建物が映り込んで枯れ葉の色と響き合う。
なんという色たち。なんという青いろの深さ。
冷たい青? そうだねー、触ったら冷たかったよ。

101217庭の薄氷---3

氷の底に寝ているはずのメダカは、来春も目覚めて泳いでくれるのかな。

山科の琵琶湖疎水を歩く

2010年12月5日(日)
友人T氏と、山科の琵琶湖疎水沿いを歩いた。
何年ぶりというか、何十年ぶりかな。

さほど寒くなく、光が白くてきれい。久しぶりの町歩きにには、とてもいい日和り。
疎水の水は量感をもってゆるやかに流れている。
やや単調な風景。

安祥寺橋の北側でスケッチ。
ペンと水筆(墨)で単色描き。
逆光の桜の木の影が、私の左手の地面に伸びる。
疎水べりや道沿いの柵が2重、3重に重なりリズミカルなすきまを見せる。
向こう側の林は逆光に沈み、手前の欄干部分がコントラストを見せる。
橋を越えた先は下りの坂道。

101205琵琶湖疎水安祥寺橋/山科

100706 ブライアン邸でパーティー

ブライアン・ウィリアムズさん(風景画家)のお宅のパーティーのお誘いを受けて、昨晩お邪魔しました。
ホームパーティーというのでしょうか、でも30人以上(かな?)の人で賑わっていました。
うちの大学よりも少し北にある伊香立の古民家を改築した素敵なお宅で、ふすまなどを取り払って3間を1間に。 伝統的な日本家屋はこのフレキシブルなシステムが素晴らしいと、いつも思います。
よんどころない用事で、1時間半も遅れての参加でしたが、夜11時過ぎまでの3時間あまり、楽しい時間を過ごしました。

着くなり、歌声が聞こえてきました。
山本孝子先生、リッカルド・バラッティアさんの歌と、アリアーノ・フレディアーニさんのピアノで、ミニコンサートの最中でした。
音楽にあまりに無知なので(音楽だけにとどまりませんが 笑)、変な書き方が多いかもしれませんが、
オペラのアリア(器楽伴奏つきの旋律的な独唱歌)です。
いやー、感動でした。 もちろんマイクも何もないわけですが、身体のどこであの声を、あの音を響かせるのか。
家が震えるような空気感の中で、旋律が流れ、(たぶん)イタリア語なので歌詞の意味はわかりませんが、歌と身振りや表情で目の前で物語が広がっていく感じ。 恋の駆け引きなどが展開。リッカルドさんが歌ったリゴレットのアリア『悪魔め、鬼め』(だったかな)の腹の底からはき出されるかたまりのような声の迫力。

世界的な音楽家のコンサートが目の前で観られた感激。 ほんとに、すごかったです。
民家の中で目の前で観るこの感じは、仰木・小椋神社の拝殿で「石見神楽」の奉納舞いをかぶりつきで観た感じに近い一体感でした。

コンサートのあと、みなさんで持ち寄ったお料理や飲み物をいただきながら歓談。
持込パーティーでした。・・・と聞いています(実は会費だったりして・・・払ってないぞ 笑)。
私は仰木の棚田米で造った純米吟醸酒「比叡の恵」を持参しました。
仰木の馬蹄形の棚田などで北村敏信さんがつくられた酒米(山田錦など)を使って、高島市の上原酒造さんでつくったお酒。
JRおごと温泉駅の少し西(山側・仰木側/徒歩1分)にあるリカーショップキタムラで販売しています。

打ちたての蕎麦やいろいろなお料理、スイーツをいただき、子どもたちと遊んだりして楽しい時間でした。
参加されている方は、たぶんブライアンさんの娘さんたちがお孫さんを連れて里帰りされていたり、地元伊香立の方や音楽・美術関係のつながりがある方々なのだと思うのですが、私が名前を知っているのは数人。

パーティーや人がたくさん集まる会は、極力避け続けていた私が、どうしちゃったんでしょうね。
ま、楽しかったから良しとしよう(笑)
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100627 琵琶湖一斉清掃

090425-高島市針江浜付近---19

この写真は、NHKスペシャル 映像詩里山 II 命めぐる水辺(企画協力:今森光彦 成安造形大学客員教授)で紹介されている、琵琶湖の漁師 田中三五郎さんの漁場と船着き場です。 昨年の4月25日、雨に煙るヨシ原と柳が本当に美しく、琵琶湖が生きている、琵琶湖で生きている という感じがしました。(この背後には、別荘地が広がっているのですが、それはご愛嬌)

琵琶湖は「近畿の水瓶」と言われ、近畿1,300万人の飲料水として,また農業用水,工業用水として利用されています。
「水瓶」という言葉は、ただ貯めておく場所「水の容れ物」というイメージがありますが、【琵琶湖は生きている】ということをたくさんの方がきちんと認識する必要性を最近強く感じます。
そのような(高い意識を持てる)時代が来たと思うし、持続可能な社会を将来の子どもたちに引き継いでいくためには、【生きているつながり】をきちんと意識する必要があると感じます。

「下水道普及率が上がれば、琵琶湖はきれいになるんでしょ」と淀川水系の下流域のみなさんや、滋賀県民でも多くの方が考えておられるかもしれません。
私も大なり小なり、そんなふうに考えていました。

しかし、琵琶湖岸に点在するヨシ原の「ヨシ/葦」の水質浄化作用や空気浄化・二酸化炭素の吸収、そこに棲む微生物による土の浄化、琵琶湖の固有種をはじめとする魚たちの産卵や生物多様性、田んぼや山林との関係など、いろいろなお話しをお聞きするいくつかの出会いがあり、(不勉強で恥ずかしいですが)本を少し読んだりして感じるのは、
【琵琶湖が生きているから、水が生きている。 水が死んだら、人も生きられない】ということ。

滋賀県は、「水瓶」という言葉ではなく「貴重な水源」といった表現をすることが多いようです。 そうした意識をみなさんに持って欲しいという発信です。

今、自分が興味を持ってやっていることを通して、【琵琶湖は生きている/琵琶湖を生かす】ことを、私自身がこれから実感し、実践していくことになるような気がします。

090425-高島市針江浜付近---18

この写真も、三五郎さんのヨシ原。 芽吹きの頃、本当にきれい。

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頭でっかちな話はそれくらいにして、

今日6月27日(日)は、7時から【琵琶湖一斉清掃】でした。
昨日来の雨で中止かと思っていましたが、川もそれほど増水していなかったので決行 となったようです。
自治体によって実施日が違うかもしれませんが、県民全体で取り組んでいる活動で、湖岸だけではなく、琵琶湖に注ぐ河川の清掃やその周辺の草むしりなどをします。
(もちろん、参加・不参加・・・ いろいろ課題はあるようです)

7月1日は、県が決めた「びわ湖の日」なんですね。 さっきネットで知りました。
でも何で、漢字を使わないかな「琵琶湖」・・・イメージが湧くいい名称なのに。 私は漢字を使うぞっ!(笑)

長靴を履いて、軍手して、タオルと鎌を持って、日吉大社から流れてくる大宮川へ。
実は寝過ごして30分遅刻。
いい汗かきました。

以下の写真は、うちとこ周辺の自治会が受け持っている大宮川中流域の清掃作業風景。
うなりを上げる草刈り機(使ったことはないですが、重たいっ)と鎌で河岸の草を刈ったり、川を流れてくる草のかたまりを引き上げたりします。
「ホタルのためには、もう少し遅い時期がええんやけどな」〜 作業が終了してみんなで缶ジュースをいただいているときに、おっちゃんたちがそんな話をしていました。
大宮川のホタルたちは、刈られた草と一緒に流れていってしまっただろうか。

100627琵琶湖一斉清掃---09

100627琵琶湖一斉清掃---02

100627琵琶湖一斉清掃---12

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このブログについて

永江弘之のブログです。

晴れの日、琵琶湖の空はどこまでも広く光きらめく。雨、比叡山の山ひだから雲が湧き龍のようにたなびく。初秋の棚田に風が吹き渡り稲穂がさわめく。年になんどか積もる雪で景色が一変する。そしてまた、命の息吹に満ちた季節が巡る。

ここ、蒼穹庵(sokyu-an/永江弘之アトリエ兼自宅です)から見た日常と非日常、幻視、幻想、妄想etc、折々の記憶をスケッチや写真をそえて掲載します。

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