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2009-08

090818 ギャラリーにスケッチ、写真をアップ

工事中でリンクがつながっていなかった「Gallery」のスケッチ写真のページに画像をアップした。

まだまだ不具合が調整できていないサイトですが、一応全てのページがそろった。

今の時点で、スケッチのページと写真のページは、好対照。

スケッチの方に並べた作品は、ごく最近の というかこの3ヶ月以内の近作。

写真の方は、20年前くらいの作品もある。デジタルカメラに持ち変える前の、ポジフィルムで撮影していた頃の写真。

ほとんどポジフィルムを使っていたので、スライドが段ボール箱に何箱あるだろう。1度ちゃんと見直して、好きな写真はデジタル化したいのだが、なかなかそういう時間もない。

大学時代にアルバイトで貯めて買った最初のカメラは、Canon A-1。1980年6月。

マニュアルフォーカス(ピンとを自分であわせる)の一眼レフカメラ。キャッチフレーズは「カメラロボット」。カメラ制御系へのデジタルコンピュータ導入と5モードAEというのが、カメラ史上初の画期的なカメラだった。

A−1を買い換えることになったのは、このコンピュータの不調(露出制御の当たり外れが激しくなった)。修理したけれどしばらくすると同じ症状になったので。

買い換えたのは、Cannon NEW EOS Kiss。1997年。

現在のDigitalではなく、フィルムカメラ。それまで一眼レフで言われてきた 「大きい」 「重い」 「難しい」 といった問題点を一挙に解決した画期的なAF一眼レフカメラとして「EOS Kiss」 を1993年に発売。その後、機能の向上と使いやすさを追求して登場した2代目が「NEW EOS Kiss」。代を重ねてフィルムからデジタル一眼へとkissのDNAは15年以上引き継がれて、現在も普及型AF一眼レフカメラのベストセラー機だ。

このカメラは、2000年に車上荒らしで盗まれてしまった。

3台目の一眼レフカメラは、Canon EOS7。2001年購入。この間は、A-1をだましだまし使っていた。

EOS7もフィルムカメラ。「視線入力7点AF」というのが特徴かな。ファインダーに上下左右7点の側距ポイントがあって、見つめたところにピントが合うというもの。

そして、さんざん迷ったあげく、2003年にCannon EOS Kiss Digital を購入し、一眼レフもデジタルに徐々に移行していく。

現在使っているのは、2005年に購入した Canon EOS 20D。

振り返ってみると、私がデジタルに移行する時期は、滋賀に拠点を移すのと同時期だ。

実際にデジタルを使い始めたのは、中学校に勤務していたときに「体育会などのイベントの写真をすぐに学年だよりに掲載できる便利さ」のために購入した、Canon PowerShot G2。「バリアングル型TFT液晶モニター」(背面の液晶モニターがいろいろな方向に向けられる)がついたいいカメラだと思う。最近、バリアングルのカメラがめっきり少ないのはなぜかな(特にキヤノンはほとんどなくなった)。厚みや重さのせいか。すごく便利なんだけど。

この時点では、風景など自分の(プライベートな)写真は、EOS7で撮っていた。ポジフィルムで。 EOS Kiss Digitalを購入してからもしばらくは併用していた。ポジフィルムの光を通す質感は今でも魅力だ。でも、今は全部デジタルを使っている。

サイトアップの話からカメラ歴の話になってしまった。一眼レフ以外をあわせると倍ぐらいになるな。時間があったらあとで愛用機の写真をアップしよう。

090815 ’もも’、反省中

棚の上に置いてあった手紙の類のうち銀行からのDMをビリビリにしたので叱った。(届くところに置いた私が悪いのだが・・・)

反省はいつもサークル(ハウス)の中でする。「OK」と言うまでちゃんと入っている。きつめに叱られた時は写真のようにキャリーケースの中に入る。

普段は「遊んで!遊んで!」とじゃれたりエキサイティングに走り回ったりしているときに、(つい だと思うが)軽〜く手を噛んだり、興奮した勢いでソファーにいる私の横腹にキックしたり、歯が当たって痛かったりetc そんな時に叱られる。それくらだと、サークルの中から私をじーっと見つめて「OK」を待っている。

けれど、モノを壊したり危ないことをするときつく叱る。語気は強めで声は低め、説教はちょっと長い。そんな時は、サークルに入れると自分からキャリーケースに入る。

サークルの扉は開いているけれど、私が2階に上がっても「OK」まで入っている。

かしこい。

反省中の’もも’

反省中の’もも’

キャリーケースは見ての通り無惨な姿。夜はここで寝ている。サークルには私が入れるので、ここで寝せている かな。朝はもうサークルから出ているので、夜も私が2階に上がったあと、ソファーで寝ているかもしれない。でも、最近は昼寝の時も時々入っているなー。一瞬、どこへ行ったか と思う。

私がいるときも仕事で留守番するときも、1階は’もも’の自由空間なのだが、帰りが遅いとかストレスがたまると悪さをしてきつーく叱られる。ソファーはもうボロボロだ(自作のカバーでごまかしている)。

キャリーケースも八つ当たりされて、(半年くらいかけて)バックルを一つずつガリガリ噛んで壊し、今や上と下がつながっていないので、キャリーケースの役には立たない。

今日は、しばらく反省してから「OK」のひと言で自由の身に。

先日来、Webサイトの構築に手間取っていたが、まあ今の状態でもいいか と思い(不具合はあるけれど)、今日は9月にやる個展のDMを作成した。

1ヶ月前の作成・・・。遅い。

半日仕事のつもりがやけに手間取ってしまって、丸1日かかってしまった。Web入稿が0時前。

090814 あ、虫の音が

昼間は、このサイトをいろいろ作ってました。
WordPressを使って作っているのですが、ド素人には分からないことだらけ。
庭に出たら、アベリアの花のあたりをツマグロヒョウモンが軽やかに飛んでいた。気持ちよさそう。
タテハチョウは人の気配などに敏感な印象があるが、この子は静かに近づくとほんの近くまで寄れる。
けど、RICOH GX200は、合焦(ピントが合うこと)が遅い。タイミングがとれない。下の写真はCanon EOS 20D で撮りました。

ツマグロヒョウモン

ツマグロヒョウモン

飛翔体のデザイン美(ツマグロヒョウモン)

飛翔体のデザイン美(ツマグロヒョウモン)

ルリシジミ

ルリシジミ

裏の畑に久しぶりに出てみた。

サンショウの実

サンショウの実

夕方、’もも’と散歩に行くと、坂本のそこかしこの町家から澄んだ鐘の音が聞こえてきた。家ごとのいろいろな音階が響きあう。
あー、お盆なんだ と思う。そういえば、玄関の軒下に家紋のはいった提灯がさげられている。

昨日13日がお盆の迎え火。

お仏壇の鐘のことを鈴(りん/錀とも書く)とか、小鏧(しょうきん)と呼ぶそうだ。音感からは鈴(りん)の方がにあう。お寺さんのイメージからは小鏧かな。
鏧(きん)という字はパソコンの辞書(ATOK)にはない。きちんと表示されるのだろうか。

kin

kin

昼間は、蝉の声が入り交じって聞こえる。夜も蒸し暑さが続いたが、今夜はちょっと違う。
心地よく鳴いている虫の音が耳に届いた。
梅雨が明けたと思ったら、立秋を過ぎて「残暑」。そしてこの虫の音を聴くと、(まだまだ残暑だが)確かに秋の気配が近づいているような・・・。

今夜はほんとうに、空気も冷やっこくて気持ちがいい。
それにしても、日が経つのが早すぎるなー。

090803 梅雨明け

梅雨が明けたようだ。
今年は例年よりも2週間も遅かった。 雨の降り方もかわってきているように思う。 一時にどーっと降る。言葉通り集中豪雨が増えているように思う。

いつの間にかクマゼミが鳴いているなー。 アブラゼミも、ヒグラシも、気づいたら鳴いていた感じ。 季節の先取りができていない。

網戸にヤモリがいた。 ’もも’に食べられちゃいそうな気がするなぁ。 食べないでほしいなぁ。

網戸に張りつくヤモリ

網戸に張りつくヤモリ


もっとかわいいのになぁ。
触ると、ぽとりと落ちて、一目散に闇の中に消えていった。

090801 湖北の観音さま巡り

成安造形大学 附属 近江学研究所の関連で、湖北の観音さまを下見してきた。

同行者は加藤賢治さん。本学の職員(教学課)で、近江学研究所研究員。宗教民俗の研究者で、現在「仰木」についての研究論文を執筆中。

湖西路を車で北上、琵琶湖を時計まわりで高月町へ。1時間半くらいだろうか。

最初は、黒田 観音寺へ。 ご住職がおられるようなお寺ではない。
山ふところに抱かれた小さなお堂に、千手観音菩薩が安置されている。黒田の集落の人たちが当番を決めて、自分たちで大切に守ってこられた 村の守り本尊だ。見学も、村の当番の方がカギを持ってきて開けてくださる。

黒田 観音寺

黒田 観音寺

本尊は、伝教大師の作と伝えられる堂々とした存在感のあるご尊像だ。左右あわせて十八の御手にはいろいろな持物。量感のある上半身と下方に締まる下半身。腕が、動きと空間の美しさをつくり出し、全体は安定感のある逆三角形をしている。

村の方が、厨子内の蛍光灯を消して見せてくださった。上からの光で影になっていた半眼のまなざしが見えてきて、慈悲深い眼で見つめる視線があらわれた。 仏像の設置場所や光線の具合で、全く違った表情を見せるのが、あらためて面白いと思った。
千手観音像は十一面四十二臂が一般的なのだそうだ。この像は像容から一面三眼十八臂の准胝観音(じゅんていかんのん)像と見る説もある。ただし、額の3つめの眼はなく、白毫(びゃくごう)がある。

2つめは、石道寺(しゃくどうじ)の十一面観音菩薩。彩色の紅が唇に残る、女性的ななまめかしさをほんのりと感じさせるご尊像。右足をやや浮かす感じで、一歩踏み出そうとするようなわずかな重心の偏りが、全体の流れるような動きを生んでいる。

3つめは、唐川 赤後寺(しゃくごじ)の聖観音菩薩と千手観音菩薩。日吉神社の境内にある。昭和四十四年までは秘仏だったとのこと。今はこうして拝観できる。昔から、コロリ(転利)観音として篤い信仰を集めている。
1200年前平安初期の作といわれ、今日まで幾多の戦乱や災害を村の人たちの手で守られてきた。その歴史の中で二軀とも手首から先を失ってしまっている。
ここでは、(撮影禁止の貼り紙はあったが)「撮っていいですよ」と言ってくださり、手持ちだが数枚シャッターを切った。

千手観音菩薩像(唐川 赤後寺)

千手観音菩薩像(唐川 赤後寺)

聖観音菩薩像(唐川 赤後寺)

聖観音菩薩像(唐川 赤後寺)

2軀のご尊像をおおさめした厨子

2軀のご尊像をおおさめした厨子

この厨子の造作が、日光東照宮を思わせる観がある。
当番の方のお話しでは、井伊氏が近江国彦根城の藩主として遠江国から移る際に家臣が持ってきて寄進したものらしい。日光東照宮の大棟梁として活躍した甲良豊後守宗廣は、これを目にしていた。日光東照宮の原型はこの厨子だという。ちなみに日光東照宮に先立って、坂本の日吉東照宮を建てたとも。 真偽のほどは私にはわかりませんが。(厨子をもっとちゃんと撮っておけばよかった)

4つめは、西野 薬師堂充満寺の薬師如来と十一面観音菩薩。漆塗りの上に金箔が貼ってあったらしい。金箔がはがれて、よその像とは違い、漆独特の赤味のある肌をしている。 また、薬師如来の手には薬壺がない。「説法相の阿弥陀如来」と見られなくもないとのことだが、村では薬師如来と言い伝えられている。手だけが黒いのだが、後世に付け替えられたのかもしれない。2軀とも、少しかたい感じの表現。

そして最後に、渡岸寺(向源寺)の国宝十一面観音菩薩。4時ギリギリに走り込む。 ここの仏像は収蔵庫におさめられている。お堂に安置されていないのは残念ではあるが、収蔵庫だからこそ国宝を四方から鑑賞できるようにしてある。ガラスもない。自然のままで保管するということでエアコンもない。扇風機が回っていたい。
ご尊像はまさしく秀逸。 これまで見てきた観音様以上に像もまわりの空間も緊張感がある。頭上の11の面は大ぶりだがバランスを壊していないのが不思議だ。 右足をやや浮かせて腰を軽く左にひねり、横から見ると今にも前に歩み出しそうな様子に「静と動」を合わせ持つ深い魅力を感じる。 ほんとうに動きの中の一瞬をとらえたような流れを生み出している。 もっとゆっくり見たかった。

前半は雨と雷で、それも味があったが、後半は晴れてきた。
結局食事もとらず、来たときと同じ道を帰った。 ちょっとした、いい旅だった。

高月町の地名の語源は「槻(つき/ケヤキの古名)だそうだ。
ケヤキの古樹を2株。

八幡神社の野神さん(ケヤキ/柏原北町)

八幡神社の野神さん(ケヤキ/柏原北町)

渡岸寺の野神さん(ケヤキ)

渡岸寺の野神さん(ケヤキ)

看板に
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野神さん(御神木)
湖北の各村には、『野神さん』と呼ばれる祭事があります。土地(農地)を守る神の宿す所として、村の出入り口など、要となる場所に生い茂る大木に、注連縄を張り野の神を祀る伝統行事です。
この村(渡岸寺)の野神祭は、毎年八月十六日、シャギリ囃子も賑やかに盛大に執り行われます。
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とあった。
神の依り代として生き続ける巨樹、古樹。
これもまた、私にとっては観音さまと同様の魅力がある。
あらためて、描きに来なきゃ。

こちらは、同行した加藤さんの記事(成安造形大学附属 近江学研究所/おうみブログ)

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このブログについて

永江弘之のブログです。

晴れの日、琵琶湖の空はどこまでも広く光きらめく。雨、比叡山の山ひだから雲が湧き龍のようにたなびく。初秋の棚田に風が吹き渡り稲穂がさわめく。年になんどか積もる雪で景色が一変する。そしてまた、命の息吹に満ちた季節が巡る。

ここ、蒼穹庵(sokyu-an/永江弘之アトリエ兼自宅です)から見た日常と非日常、幻視、幻想、妄想etc、折々の記憶をスケッチや写真をそえて掲載します。

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